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- 歴-2011-000-000001
- 長慶(花押)
- 室町
- 文禄5年10月21日
- 1596年10月21日
- 折紙
- 紙本墨書 楮紙
- 1
- 355
- 502
- 文禄5年(1596)、当時甲斐国を支配していた浅野幸長(長慶)が、都留郡支配を担当する重臣の浅野左衛門佐氏重に対して、甲州郡内などからあわせて200石の地を、大嶋彦十郎に与えるよう指示したもの。
(翻刻) 右之通従我等可 申遣候間、弾正様被仰候、 以上、 於甲州郡内百五拾 四石八斗、栗原筋 千野村之内四拾 五石弐斗、合弐百石、 今度以検地帳面、 大嶋彦十郎方へ可 相渡候、恐々謹言、
文禄五年 十月廿一日 長慶(花押) 浅野左衛門佐殿
- ・宛所の浅野左衛門佐(氏重)は浅野家重臣であったが、家系は後に幕府旗本となっている。
・浅野宗家(長政―幸長の家系)は甲斐の後紀伊→安芸と移る。歴代当主の記録『済美録』の中に本文書の写が採録されている。
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